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散歩の語源は中国にあり

2022年04月19日 訪問看護ステーション
気持ちの良い日が続く今日この頃、いかがお過ごしですか?

やっぱり春は良いですよね~。年々、夏が早くなり晴が短くなっている気もしますが、だからこそ存分に堪能していきましょう。

さて今日は「散歩」についてお話していこうと思います。

コロナ禍でリモートワークの推進、また休日の自粛傾向により健康を害している、生活習慣が乱れている人が増加していることは想像に難くないと思います。

日本生活習慣病予防協会から2021年に発表された「全国 40~60 代男女 3,000 人および医師 50 人に聞く、新型コロナウイルス感染拡大の陰で起きている体調変化や生活習慣に関する最新調査」によると新型コロナウイルス感染拡大後、体調不調を感じる人が増え、4 人に1人は「体重増加」を実感しており、新たに「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満症」などの生活習慣病を診断された人が増えたとの報告がありました。

また約3割が運動機会が減少していると答えており、理由としては「外出自粛」「おうち時間が増えた」「面倒になったから」という回答が多かったのことです。

私自身の実感としても休日に外出する機会が減り、比例して運動の機会も減ってきている様に感じています。当然、体重も増加しており、やや肥満傾向になっている現在です。( ノД`)シクシク…

さらに今だから思うことですが、昨年末から今年の初めにかけての冬は例年に比べ寒く、余計に運動の機会の減少に拍車をかけた形になっていました。

だからこそ桜も咲き終わり、陽気な天候が続いている今こそ運動の機会を持って頂きたいという思いでこの記事を書いています。

ではどんな運動をすればいいのかという疑問が浮かぶと思いますが、それが最初に挙げた散歩になります。

コロナ禍に関わらず、以前から散歩のメリットについては様々な方面から発表があり、厚生労働省の健康日本21の身体活動・運動には【身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている。】とあります。

また運動を始める際にその他の種目であれば器材を買いそろえる必要があったりで初期費用がかかる場合もあります。しかし散歩は適した衣服、靴があればすぐにでも始めることができ、ハードルが低いことも魅力の一つだと思います。

さらにいえば特に高齢者の方は散歩を継続して行っていくことで、その時間帯に同じように散歩している方と知り合いになり、コミュニティができることもあります。新しい人間関係も散歩を続ける楽しみになるのではないでしょうか。

いかがでしたか?今回は自粛による運動不足の解消、そしてメンタルケアの方法として散歩を挙げました。思い立ったが吉日、まずは30分、いや10分からでも時間を確保して散歩を始めてみましょう( ̄▽ ̄)