1年で1番寒い季節の真っ只中ですがいかがお過ごしですか？

今日は趣味についてお話しできたらと思います。

あくまで私自身の見聞きしてきたことに限りますが、主に担当させて頂いている後期高齢者にあたる利用者様の中で趣味がある方、やるべき仕事がある方は無い方に比べて認知機能や運動能力が高いと感じています。

厚生労働省の報告によると”スポーツ関係・ボランティア・趣味関係のグループ等への社会参加の割合が高い地域ほど、転倒や認知症やうつのリスクが低い傾向がみられる。”とあります。
(厚生労働省　社会参加と介護予防効果の関係についてより引用）

私個人としてはとっかかりの趣味はインアウトドア関係なく適度な集中力を要するものであれば何でもいいと思っています。

例えば海釣り、油絵、料理、カラオケ、旅行等を趣味にしている方が利用者様の中にいました。

(そんな趣味をやる時間なんてないよ・・・。)

という方もいるでしょう。そのような方はおそらくやるべき仕事があると思われます。

家事や孫、ペットの世話、町内会の役員等の楽しい楽しくないではないやるべきことがある方も
趣味を持っている方と同様に適度な緊張感と集中力を要するはずなので、忙しく、また若々しく
生活しているのではないでしょうか。

最初にもお伝えしましたが、趣味や仕事が現在ない方が認知機能や運動能力が悪いと言いたいのではないので誤解されないようお願いします。

ではなぜ今回こんな話をしたのかというと利用者様と色々な話をしていく中で、後悔していると話された内容の中に「趣味を何か見つけておけばよかった。」と話される方が一定数いたからです。

さらに利用者様のご家族様も当人に趣味がないために外出のきっかけがなかったり、会話が減ったりということで困っておられたのも印象的でした。

高齢になってからの時間潰しが趣味を持つ第一理由にはならないと思いますが、この記事を読んで頂いた方は自分に合った趣味を探すきっかけにしてもらえたらと思います。

「そんなことをいうお前は何か趣味はあるのか？」

と思われる方も居られると思います。私自身もこれが趣味です！！といえるものが少なく、密かな悩みでしたが、結局のところやってみないと分からないと考え、今年の目標を「気になることは何でも取り組んでみる。」として様々なことに首を突っ込んでいます。

今挑戦しているのが砂絵です。小学校の頃にやっていたのを思い出して挑戦しているのですが、これが中々奥深い。

まだ途中ですがこんな感じでやっています。

写真を撮るセンスは皆無なのでそこはご容赦ください（笑）



皆さんの気になっていることは何ですか？趣味は何ですか？

やりたいこと、楽しいことを見つけて充実した日々を送りましょう!(^^)!

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理学療法士　岡村大