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ドラマ「日本沈没」観てますか?

2021年12月06日 訪問看護ステーション
大みそかまでのカウントダウンが粛々と進んでいる今日、いかがお過ごしですか?

私は朝の強烈な眠気と格闘しながら日々、ベッドからの離脱を図っています。

寒くなると布団がなかなか離してくれないんですよね~。

ちなみに冬といえば、今まさに放送されている「日本沈没」というドラマを観ている方はいますか?

小栗旬さん主演で、日本が地殻変動の影響で沈むかもしれない中を必死に生きようとする人々の生き様が描かれているドラマになっています。

次話が最終回になりますが、ぜひ1度観てください。めっちゃ面白いです( ̄▽ ̄)

日本沈没はあくまでもドラマでありフィクションではあるのですが、地震等の災害大国である日本に住んでいる私達としては決して絵空事ではありません。

今回は実際に災害が起こった際に高齢者の方々やそのご家族様はどのような準備を行えばよいか
等々をお話できたらと思います。

今回は災害の中でも地震、洪水等の自然災害が起こったと仮定して進めていきます。

まず災害に対しての準備として思い浮かぶのは水や乾パン等の携帯食料ですよね。

他にも通帳や保険証、印鑑等の貴重品、懐中電灯や携帯ラジオ、電子機器類の充電器も挙がると
思います。長期間放置している場合は携帯型充電器の充電はあるか、懐中電灯は点くか確認して
おきましょう。



ここまでで挙げた物は所在を明確にしたうえで緊急時に持ちだしやすくするために専用のカバンに準備しているとスムーズに避難できるので検討してみてください。

次に考えておかないといけないのが、避難場所です。通常であれば近くの小学校や大きめの公民館等ですが、お住いの地域の避難場所はどこかをあらかじめ調べておいて家族間で共有しておいた方がいいです。災害時に必ず連絡ができるかどうかはわからないため事前にどこに集合するかを話す機会を持ちましょう。



と、ここまでは通常の災害時における事前準備です。ここから我々、訪問看護が関わる利用者様に関係する事前準備についてお話します。

訪問看護が携わる方であれば服薬されている方がほとんどだと思います。

災害時に必ずかかりつけ医に診てもらえる保証はありませんので、お薬手帳と服薬一覧は分かりやすく整理していつでも持ち運べるようにしておきましょう。

さらに言えば家族、知人等の連絡先、一時集合場所や第一避難場所、その他にもかかりつけの病院、主治医の名前、連絡先を控えたメモを作成していると緊急時に近くに家族がいなくてもその他の人間が対応することが可能です。

特に在宅酸素療法を行っている方や人工血液透析を行っている方は、前述した内容に加えて予備酸素ボンベやその他の機器を確保しておく、自己の透析内容や服薬内容の記載したメモの準備、現在通院中の透析施設が透析不能になった場合に備えて、自宅に近い他の透析施設を把握しておく必要性があります。

我々アシストリハビリ訪問看護ステーションでも利用者様の避難先での診療やケアが必要になることを想定し、利用者様、個々人の「利用者緊急支援手帳」を随時作成中です。

ドラマ「日本沈没」のような事態とまではいかなくても、そう遠くない未来に必ず起こるといわれている大地震等に備えて今一度、準備を進めていきましょう!

アシストリハビリ訪問看護ステーションでは看護師さんを随時、募集しています。
1度職場の雰囲気を見てみたい、話を聞いてみたいと思ったらぜひ連絡してください!!
また訪問看護、リハビリを受けたいとお考えの方、もしくはその家族様も連絡頂ければ
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アシストリハビリ訪問看護ステーション
理学療法士 岡村大