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フレイルとは?

2021年03月15日 訪問看護ステーション
3月も中旬を迎え寒さも少しずつ和らいでいる今日、いかがお過ごしでしょうか?

私は花粉症ではないので、梅が咲いているな~くらいのものですが、

花粉症を持っている方は気が重い季節ですよね(;^ω^)

周りにもマスクに薬に花粉対策のメガネまで新調することを考えているという話を
チラホラ聞きます。

曰く「眼球を取り出して洗いたい!!」とのことです...。

花粉症、コロナ対策等の気が重い話もありますが、梅が咲き、そして桜と日本に住んでいるからこそ
体験できる四季を目一杯楽しみましょう!(^^)!



さて今日は【フレイル】というワードについて少しお話ができたらと思います。

皆さんはフレイルという言葉を聞いたことはありますか?

看護、リハビリ問わず医療業界では言わずもがなの言葉ですが、そうではない方には聞き馴染みがないと思います。

しかし特に高齢者の方は注意しておかなければならないことなので、できるだけかいつまんで説明
していきます。

フレイルとは「加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態」を示しています。要は「虚弱」の状態のことです。

一般に介護が必要になる前段階と捉えられており、言葉自体は老年医学で言う「虚弱:フレイルティ(frailty)」からきている造語です。

近年、後期高齢者(75歳以上)が要介護状態になる原因として無視できないものとして、「認知症」や「転倒」と並んで危惧されています。



最近までフレイルかどうかを判断する共通の評価法がありませんでしたが、厚生労働省から
「基本チェックリスト」が発表され、フレイル評価法の一手段として、国内外のフレイル診療ガイドにも取り上げられています。

下に画像を貼っているので、興味のある方は確認して頂ければと思います。



http://www.city.date.hokkaido.jp/hotnews/files/00000900/00000905/20130225201948.pdf

基本チェックリストなんてしゃらくせぇ!!という方は歩行スピード、体重、握力の3点を確認することをおススメします。

・最近ペットボトルのフタが開けにくくはないですか?
・横断歩道を渡り切るのが以前より大変ではないですか?
・体重が著しく減少していませんか?

思い当たる方はもしかしたらフレイル、もしくはその前段階のプレフレイルに
該当するかもしれません。

上記の3点のほかに「筋力低下」、「疲れやすさ」、「活動量の低下」が簡易的なチェック項目に
なっています。



(え⁈私フレイルになっているんじゃ・・・)

と思った方はぜひ見直してほしいポイントがあります。


まずは【食事】です。筋肉の合成に関わる栄養素の一つであるタンパク質を意識して摂取することが重要といわれています。

特に日本人の食生活においてタンパク質不足は前々からいわれいることであり、高齢者はさらに不足しているのではないかと考えられています。

筋肉量の低下を予防していくためにも食事量、そしてタンパク質の摂取を意識してもらえたらと思います。

※ただし腎臓機能が低下しており、重症度が高い高齢者の方は控えめにするか、かかりつけ医に相談することをお願いします。


次に見直してほしいことが【運動】です。食事ありきの話になりますが、低負荷での運動は
筋力維持、活動量維持の面からみて非常に重要です。


(分かってはいるんだけど1人だとなかなか続けられない・・・)


と思っている方は近くに住んでいる友達や地域で行われている体操等の運動を提供している交流会に参加されてはいかがでしょうか?

国もフレイルについて危惧していて、厚生労働省推進で「早期の健康づくり」を目的に75歳未満の
高齢者も含めた高齢者サロンなど「通いの場」の設置、提供を行っています。

ご自身の地域で行われているイベントを1度調べてみてください(^^)

ですが今はコロナ禍で他者との交流が難しいかもしれません。その場合は保険適用可能な場合ですが
訪問看護、リハビリで、ご自宅に定期的に専門職のスタッフに来てもらい、必要な運動を行うという
のも1つの方法です。ぜひ検討してみてください(*^▽^*)


最初にもお話しましたが、フレイルとは「加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を
起こしやすくなった状態」のことであり、様々な要因が重なって起こります。




そのため現時点では即効性のある治療法は確立されていません。
日頃からの生活習慣の見直しなど、日常的な心掛けが大切なのです。

フレイルの悪循環にはまらないよう気を付けながらこれからの春を楽しみましょう!!!


アシストリハビリ訪問看護ステーションでは看護師さんを随時、募集しています。
1度職場の雰囲気を見てみたい、話を聞いてみたいと思ったらぜひ連絡して頂けたら嬉しいです。
また訪問看護、リハビリを受けたいとお考えの方、もしくはその家族様も連絡頂ければ
ケアプランセンター等をご紹介することも可能ですので気軽にお電話ください。
                           TEL:072-887-6623
今日はこのあたりで失礼します。
ここまで読んで頂きありがとうございました!!

アシストリハビリ訪問看護ステーション
理学療法士 岡村大